2015年2月16日月曜日

対バンの嵐/カーネーション×初恋の嵐——下北沢CLUB Que

バレンタインデー14日の夜はライブへ。対バンの嵐「カーネーション×初恋の嵐」。


今回は凄い人で、思うように体が動かせない。妙な立ち方をしていたら、よりによって「The Future Rock Show」の時に足の裏をつる。それでも体を動かせずにいたら脹ら脛もつる。そこから先は、痛みの破片や強ばりみたいなモンが腰回りと背中を通って、耳の裏側とこめかみにやってきた。でも曲の後半になって半ばトランス状態に陥り、曲と体が不思議な一体感を持つというおもしろい体験をした。…ちゃんと聴きたかった。


No Goodbye。沁みた。

私がカーネーションのライブに何度も足を運んでいるのは、圧倒的に演奏の魅力だと思う。でも直枝さんの声がまたいいっ。ああ、でも演奏ももっとカモーン!そうして毎度のことながら、曲よ終わらないでえええ、と悶えている。新曲「アダムスキー」の今後の展開も楽しみだなー。



そして初恋の嵐。ゲストボーカルは、堂島孝平メレンゲのクボケンジ、HINTOの阿部コウセイ。初恋の嵐をYouTubeで予習していたら、何曲か知っているかも?漠然とした「あれ?」に襲われる。「初恋に捧ぐ」。スピッツがカバーしてて、そこから追っていて聴いたことがあったと判明。



てなことで、せっかく対バン。まずは堂島孝平さんから追ってみよう。歌も良かったけど、アンコールのハープ(ハモニカ)演奏も格好よかったです。



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カーネーション、直枝さんのツイートを見ている。演奏終了後にそんなことがあったのか、と。

帰宅後にシーナさんの訃報を知った。ネットのニュースを見て思わず「嘘」と声が出た。夫にそれを伝えると「嘘」と言った。シーナ&ロケッツ。もちろんレコードを持っていた。駅に貼られていたポスターを盗んだのは、きっと後にも先にもあの一枚。音痴な私が避けに避けていたカラオケで初めて歌わなきゃならない状況に陥った時、選んだのはシナロケ。好きだったんだもん。失恋の夜、女友だちと飲んだくれて夜道で大合唱したのもシナロケ。バカだな、あんなに大好きだったのに。もっともっと聴いておけばよかったのに。