ここ十年ほどで古い建築物を利用したシャレた店舗が増えてきました。ケーキ屋ができていたのには驚いた。若い住人も増えてきたのかな。素朴な町です。
旧濱田庄司邸。
敷地内の登り窯。「ましこの炎まつり」ではこちらで焼かれます。2014年の作品受付は8月29日から8月31日。窯焼きは9月6日から9月7日、窯出しは9月14日。
巨神兵のような、鯉のような、、、。 |
登り窯も巨大な焼き物ですね。 |
こちらとは別に益子には濱田庄司記念益子参考館があります。一度に最大一万点を焼けるという濱田庄司が愛用した登り窯。2015年、濱田庄司窯復活プロジェクトとして没後はじめてその窯に火が入ります。これは見てみたいなあ。
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3月末日。夫の祖母が他界した。末期癌だったが90才を過ぎた高齢ということで入院はせず自宅で過ごしていた。テレビを見ながら、そばに居た親族がすぐには気づかぬまま、眠るように逝ったという。死に良かったはないけれど、大往生だ。東京より少しだけ遅い春、開花間もない桜の中、祖母を送った。
焼き物の町、益子。でも私にとってはバアチャンの町。夫の好物だからと出される、甘口で黄色い大盛りのカレーライスが出てくる町。帰りには袋菓子と缶ビールを持たされる町。寂しくなります。